今回はfor分の使い方について勉強していきます。今回は「一番単純な書き方」と、「一番基本的な書き方」とを勉強しますが、初心者は、大抵のことはできる「一番基本的な書き方」を覚えてしまうことをオススメします。
一番単純な書き方
いつもの通りまずはコードを見てしまいましょう。
#[例1]コード
moji= ['a', 'p', 'p', 'l', 'e']
for i in moji:
print(i)
print('finish')
#[例1]結果
a
p
p
l
e
finish
当然数値も同じです。
#[例2]コード
moji= ['a', 'p', 'p', 'l', 'e']
for i in moji:
print(i)
print('finish')number= [101, 102, 103, 104, 105]
for i in number:
print(i,'check')
print('finish')
#[例2]結果
101 check
102 check
103 check
104 check
105 check
finish
for文がどこまで有効かというと、Tabで段落が付いているところまでです。したがって[例2]の結果には、「check」は5回書かれるのに対して「finish」は1回しか書かれていません。
他の言語を使っている人にとっては違和感を感じるかもしれませんね。
私は、プロブラム言語としてpythonは非常に扱いやすい言語だと思っていますが、for文に関しては、簡略化しすぎて、かえって使いにくいな・・と思っている部分があります。そこで次の章で、これだけ覚えておけばOKと思った構文の書き方を勉強しておきます。
基本的な書き方(応用可能)
上の「単純な書き方」だと偶数部だけ取り出したい!などの応用ができません。そこでC言語的にもう少しきちんと書いてみます。
number= [101, 102, 103, 104, 105]
for i in range(1,5,1):
print(i,number[i])
結果
0 101
1 102
2 103
3 104
4 105
同じ結果が得られました。
このような書き方をすれば応用が利くようになります。
偶数だけ取り出してみましょう。
number= [101, 102, 103, 104, 105]
for i in range(1,5,2):
print(i,number[i])
後ろから読んでみましょう。
number= [101, 102, 103, 104, 105]
for i in range(4,-1,-1):
print(i,number[i])
pythonでは簡単に書く方法としていろいろな構文がありますが、この基本形さえ押さえておけば、まずは何でもできます!初めての人はこの構文だけ覚えておくことをオススメします。